指導法(神尾メソッド)
衝動性から脱却する方法
算数の文章題で「かける数」と「かけられる数」を反対にして式を書いたら小学校のテストでバツがついた。これは是か非か、という論争が一時期あった。(例えば「2×3」は正解だが「3×2」と書いたら不正解)私は「2×3」だろうが「3×2」だろうが、あまりこだわらないが、途中式では順序を大切にしなけれ
集中力をつける秘訣
ソムリエが食べ歩いた全国の美味しいラーメン200軒以上を公開して、そこから上位30店に絞り込むという先のラーメンランキング。テレビ向けにどうやって構成するのか興味深かったが番組ではまず20位から11位を一軒ずつていねいに取り上げてから、30位から21位を「ブロンズ賞」として賞化することで中
考える訓練
数学の確認テストの答案において、生徒が「考えた結果を書いているのか」それとも「覚えた答えを書いているのか」その見極めが指導側にとっては大切だ。確認テストは毎回ある程度できるのに、その後の実力テストで得点に結びつかないのは後者のケースである。単語や用語の暗記であれば覚えて書けばよいが
すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!
日本電産創業者・永守重信さんの著書より。---(抜粋ここから)▼トイレ掃除▼わが社では、1975年ごろから新入社員は一年間トイレ掃除をするという習慣ができあがりました。しかも、ブラシやモップなどの用具は一切使わず、すべてを素手でやることになっています。便器についた汚れを素手で洗い落
イリュージョン授業
限られた試験時間においては、時間を気にすることが大事。これを「時間本位」という。また、練習段階では時間を気にせず問題に没頭することも一方で大事だ。これを「内容本位」という。つまり、時間を気にすることも、気にしないことも両方大事なのである。どちらが正しい、正しくないという話ではない。これは中
適度な緊張感
生徒を観察していると、最初はダラッとした空気を引きずって入室してきたのが、次第に塾内の適度な緊張感に飲み込まれて、取り組みの精度が高まっていくパターンがある。近年は楽しくてフレンドリーな雰囲気をアピールする塾が多いが、それには生徒が適度な緊張感を持ち合わせていることが大前提。適度な
読解の反復学習はしない
鋭い方は気づいているだろうが、当塾では数学を執拗に反復しても、国語の読解は反復しない。漢字や慣用句などの知識は習得するまで確認テストを繰り返すが、読解問題は確認テストをしない。数学は途中式を書くことで、筋道を理解しているかどうかをチェックできるけれども、読解問題は一度解答に触れてし
思考がどこにあるか?
生徒が持ってくる質問には2種類ある。ひとつは、当事者として本当に分からなくて質問してくる場合。もうひとつは、自身であまり考えていないが「分かりません」と言ってくる場合。前者は思考が自分の内側にあり、後者は思考が自分の外側にある。後者は考えることが不得手な生徒に多く、他者からの指示待
浸透する時間をみる
これも大事な指導法のひとつで、一人ひとりの生徒によって「浸透する時間」が異なる。ここを考慮しなければならない。話のスピードであれば、相手の理解力に応じて早口でも大丈夫か、ゆっくり話した方が伝わるのか、使い分ける必要がある。吸収力の高いスポンジもあれば、時間をかけて少しずつ吸収するスポンジも
教える場面と教えない場面
若手の先生に教員になった理由を問うと「教えることが好きだから」と答える場合が多い。私もはじめの頃はそうだったと思う。しかし、経験を積むにつれて「教えるべき場面」と「教えるべきでない場面」の使い分けが一番大事だと気づくようになった。何でも教えれば生徒が伸びるとは限らない。一方的に教えても生徒