塾運営
新入塾の生徒に思うこと
現在神尾塾で普及している礼儀・あいさつの類は数年前の卒塾生T・R君が遺していってくれたものだ、ということは度々この塾通信で書いている。当時、中3生だった大山口中のT・R君は学校では時々問題を起こすガキ大将だったが、塾内ではとても紳士だった。「失礼します!」「こんにちは!」「お願いします!」「はい!」
格差社会
経済格差とか学力格差とは近年よく言われる言葉だけけれども、中間層がいなくて、その両翼で左と右にそれぞれ山が出来ている状態である。で、その後方の山にいる人々は、結局「自分で考えない(考えようとしない)」「与えられていることが当たり前」になっている人たちだと思う。子供たちを見ていても、自分で色々と考え
自分の身を守る
その日の最後の生徒を送り出してから、それぞれの生徒の授業計画の策定やら事務作業を行い、私が教室を出るのは午前1時から2時頃であったりする。先日、いつものように深夜に教室を出て、帰途につくため鎌ヶ谷駅方面に車を走らせていると、こちらは青信号なのだが、赤信号であるはずの交差する車が猛スピードで交差点に突
最新の塾生成績推移
生徒の成績推移は塾にとっての通知表のようなものなので、緊張感をもって確認し、記録するようにしている。ある中3生。数学定期テストについて見てみると、入塾前の2年学年末で195位、入塾後の3年中間で98位(211人中)となっている。この生徒も中1の正負の数の復習から開始し、どうにか計算でまず点数を取ら
塾業界に潜む、輩(やから)
例年、春から秋にかけて私立学校を中心に学校訪問を行っている。本日も午前中に一校訪ねてきたのだが、説明会で隣に着席した塾関係者の様子がひどかった。着席した途端に足を組む、その組んだ足をガタガタと貧乏ぶるいさせる、説明会資料の冊子を頻繁にバッサバッサとめくり返したり整えようとしたりする。在校生の学校紹
塾広告のいい加減さ
もうひとつニュース。---「国公立大出身98%」実は14%=「進学会」に措置命令―消費者庁「北大学力増進会」「東北大進学会」などの学習塾を展開する「進学会」(札幌市)が、新聞の折り込みチラシで「講師の98%は国公立大出身」などと記載しながら、実際は約14%しかいなかったのは景品表示法違反(優良
学校が消えていく
先週のニュースより。---「学校法人千葉国際が倒産」学校法人千葉国際(資産の総額12億円、千葉県君津市)は、5月7日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。当法人は、1964年(昭和39年)9月に設立された学校法人で、私立千葉国際高等学校および私立千葉国際中学校の経営を手がけていた。当法人の施
アスペルガー症候群【4】 一歩先の学問に興味を持つ
アスペルガー症候群の子供たちが「天才的」だと思う理由として、下から積み上げていく順序立てた学習は苦痛でも、その先の山の頂上にある本質には興味を示すことがあるということだ。分かりやすい例として、5月1日に脳科学者の茂木健一郎さんがツイッターで書かれていたことを引用してみる。---日経サイエンスみた
アスペルガー症候群【3】 大人の思惑通りにいかない
通常の学習では、一つの問題を解くのにしても途中式を書きながら順序立てて考えていくように、階段を1段2段と下から順に昇っていくのが定石だが、アスペルガー症候群の子にその方法は通用しないことが多く、むしろそれは彼らにとって苦痛であったりする。また、例えば学校の定期テストにおいて「あれほど練習したのに
アスペルガー症候群【2】 A君
今春卒塾したA君はアスペルガー症候群に加えてADHDがあり、多動が強かったため、初めて来塾した時も犬のようにグルグルと教室内を何十周も歩き回ってしまっていた。当然、他に生徒が来ない完全個別で時間割を組むことになった。こちらからの指示を理解し、一定のコミュニケーションを取れるまでに3ヶ月以上を要した生