指導法(神尾メソッド)
証明問題の指導法
中学2年の今の時期といえば数学の「三角形の合同の証明問題」。この大きな壁が今後の高校受験の命運を握っているといって過言ではない。もちろん、生徒の理解の度合いに応じて、証明問題は扱う場合と扱わない場合がある。また、最小限度に留めておくこともある。本記事では、証明問題をフルに扱う場合の指導法について考
なぜ?を大切にする
この数年の神尾塾の変化といえば、授業の中でこちらが生徒に「なぜ?」と問いかける場面が圧倒的に増えたという点だろう。生徒が何かを答えれば、または答案用紙を持ってくれば、そこでいちいち「なぜそうなるの?」とこちらが生徒に問いかける。そこで生徒がその理屈を答えられるかどうかによって、生徒自身が解
考えたんですけど、は考えていない
建築学科の学生だったころ、自分の設計した作品をプレゼンテーションする機会が毎週のようにあった。その中でプレゼンテーションの得意な学生は計画系(設計・デザイン)、そうでない学生は技術系(構造・材料・環境)へその後進むパターンがあったように思う。前者と後者でどちらに優劣があるわけではないが、よく教授
いかに自力を引き出すか
中学生の定期テストが近づいているが、生徒によってテスト前の授業の仕方は異なっている。【1】あえてテスト前の授業を無しにするテスト前1週間程度の授業設定を避け、テスト終了後に授業を再開する場合。これは元々自力で評定5が取れている生徒で、そういった生徒は自身の流儀が出来ているものだから、そこで塾
中途半端にならないのが難しい
勉強もそうだし、社会人の仕事もそうだし、日常生活もそうだろう。つい、中途半端になってしまうことがほとんどだ。私も自宅のベッドサイドには読みかけの本が5冊くらい重なっており、ちょっと読んだら別の新しい本を途中まで読んで、と1冊を読み終えてから次に移ればよいのに、つい中途半端なままにしていることは実に多
苦手なら「一つ覚え」で
中学2年の連立方程式を学習する際、器用な生徒ならば「加減法」と「代入法」を使い分けることが出来るが、器用でない生徒には両者の使いこなしは求めず、どんな場合でも「加減法」に持ち込ませることで【必ず自力で解ける】という自信を養わせる方が大切だ。{ x + y = 10{ x - y = 2↑
あれも、これも
あれもしなければ、これもしなれば、とすべきことに追われることもある。社会人ともなれば尚更だ。しかし、「あれもしなければ、これもしなければ」と頭の中が絡み合っている時ほど、気持ちが急いているだけで、そんなに具体的に仕事を進めていないのも事実だろう。そんな時、まずは手近にある仕事のことだけを考えて、ま
あたまのやわらかさ
2年前に、某塾の生徒を引き受けることになった時のこと。そのうちの当時高校2年生の女子生徒と接していて、「頭かたいなー!」と内心強く思ったことを思い出した。「頭がかたい」というのは融通が利かない、柔軟さがない、対応力が弱い、と言い換えられる。それは教科書の進度に沿った学習項目については一見、不都合
0.5秒の余韻
私が生徒と接する上で大切にしている心がけの一つに「0.5秒の余韻」というものがある。それは、プリントであれ連絡ファイルであれ、何かモノを生徒に渡す時に、相手に渡してすぐさまこちらが手を離すのではなく、渡して尚0.5秒程度そのモノを持ち続けてから手を離すというものだ。つまり、生徒の机の上にプリント
基礎を徹底する
昨年(平成28年・2016)5月28日の陰山英男先生のツイッター(@Kageyama_hideo)より。新任時代、中学入試をする子の答案を採点していると、高度な問題は完璧なのに、基本問題にミスがあることの意味が分からなかった。それが私の学力問題への原点。結局、土台が未熟なのに表面的にテストの点