指導法(神尾メソッド)
勉強には強制力が必要だ
インターネットを利用した学習プログラムが増えている。「スタディサプリ」「すらら」などはその一例だろう。これ、自分で練習をして成績を上げることの出来る人間ならば旧来型の問題集でもアプリでも何でも構わないのだ。問題は、小中学生を中心に「勉強には強制力が必要だ」というキーワードを大人側は忘れてはならな
油断は人間をダメにする
緊張ばかりするのも疲れるが、かといって油断は失敗を引き込む元になる。神尾塾では生徒と必要以上のコミュニケーションを取らない。ベラベラ話すのは卒塾後でよいと考えている。というのは、よほど人間の出来上がった生徒でない限り、一度緊張関係を崩してしまうと、生徒は必ず油断をする。例えば、ほんわか明るい雰囲
イリュージョン作戦
人間は基本的に「飽きる」動物だ。よほどの集中したゾーンに入らない限り、何時間も一つのことを取り組み続けるのは難しい。したがって、集中力をつける取り組みも、その前提に「飽きる」という人間の特性を踏まえることから始まる。中学生もそうだが、特に小学生。生徒にもよるけれども、多くは1コマ60分の定時でお
集中力アップの秘訣
神尾塾の授業では、生徒が着手していたプリントを仕上げると「終わりました」と伝えてくれる。私がそのプリントを受け取るのと同時にすかさず、次のプリントを渡す。ここでの心得は、中途半端な間をつくらないこと。これに尽きる。例えば、生徒がひとつプリントを提出した。そこで先生が「えー、次はですね、因数分解のプ
勉強で身につく11の力
かつての私は、勉強がどうしても苦手なタイプの生徒には「手に職をつける方向で」進路を導いていたように思う。しかし最近は、勉強が得意であろうと苦手であろうと、「頭の回転」を速くする取り組みは万人にとって必須だと考えるようになっている。草刈機に例えよう。高速で刃が回転する草刈機は雑草がスパスパ切れる。
3つの分からない
生徒が発する「分からない」には3種類がある。【1】習っておらず、本当に分からない【2】ヒントを与えられれば分かる、の「分からない」【3】考えもせずに、ただ「分からない」と言っている指導者としては、生徒を見てこの3種類の見極めが瞬時にできなければならない。プロと素人の境目はここで決ま
ラジオっ子
私は根っからのラジオっ子である。東京の深川に住んでいた頃、自宅ではずっとNHKのラジオが流れていた。昼になれば「昼のいこい」のテーマ曲が聞こえてくるのだ。週末に車で鎌ヶ谷へ向かう間、親の車の中では文化放送で「伊東四朗のあっぱれ土曜ワイド」がずっと流れていた。日常の不満を投稿する「ドカン」のコーナー
生徒を馬鹿にしない
大学生のアルバイト講師であったり、間違った方向で指導年数を重ねてベテラン講師化してしまうと、「こんな問題も分からないの~?」と生徒を小馬鹿にする傾向が出てくる。この塾通信はアーカイブの方で教育関係に従事している人も読んでいるので本テーマについて書いてみるが、正しくプロ指導者になるということの鉄則の
注意事項を青ペンで書く
先週の「なんで?」の続き。授業中、口頭では「なんで?」と問答を繰り返すのと同時に、生徒が答案の間違い直しをしたら、必ず青ペンで【注意事項】を書かせるようにしている。注意事項とは「(1)正しい答えはなぜそうなるのか」「(2)何が間違えていたのか」「(3)ここで大切なことは何か」をその生徒なりの言
なんで?を仕掛ける
ABCラジオで道上洋三さんのラジオ番組を聴いていたとき、誰だったか名前は思い出せないのだが、元プロ野球の選手がゲスト出演していて、若い選手を相手にコーチングしているんですよ、という話だったと思うのだが道上さんが「最近の若い子はどうですか」と問うたのに対してそのゲストが「最近の子は素