指導法(神尾メソッド)
暗記が優先か、調べが優先か
小学生の漢字学習について。当塾では以前、漢字を「覚えること」を主体にしていたが、現在は「調べること」に比重を移している。もちろん「覚える方法」を用いながら、一枚の漢字プリントを全問正解できるまで練習させて、確認テストを満点合格させてから次のプリントに進む方法も無くなったわけではない。http
S君の不合格の理由
私の駆け出しの頃に勤務していた学習塾で、S君という小6の男の子がいた。中学受験のために週3~4回通塾していたが、教室長から教科書準拠のワークを見てあげるよう指示を受け、週1回私が見ていた。で、10月、11月と受験期が近づいても準拠教材のままだ。教室長に「過去問を着手した方が良いのではないか」と尋
成績表を親に見せない理由
保護者の方から「うちの子は通知表や成績表を学校でもらっても、親に見せようとしないんですよ」という話を聞くことは少なくない。「まだ成績表が出ていないから」「学校に返したから」と嘘をつかれたという話も聞く。これらの原因には、子供の中に芽生えた「罪悪感」がある。「親に見せたら怒られる」「見せたら恥
基礎力をつけることの真相
証明問題の例で分かるように、「型」を身につけるからその後の応用力・実戦力が育めるのであって、「型」を身につけなければ根無し草でしかない。その場限りの「やった気」「分かった気」になるだけで、結局時間が経って自分で問題を解く力には繋がらない。基礎力をつけることの真相とは、そういうことだ。何も計算問題
証明問題を得意にする方法
数学で途中式を書くということは「論理」の基礎訓練になっており、「1+1だから2、2+1だから3、3+1だから4」のように、誰が聞いても「うん、そうだよね」と納得できる、筋道の作り方を学ぶ機会になる。さて、その論理の訓練の山場を迎えるのが中学2年の「図形の証明問題」。それまでは数式を用いた論理の訓
自力で解を見い出すことが価値
比較的易しい小学教材とされる育伸社の『ほーぷ』から。「200円のアップルパイを4こと、150円のプリンを何こか買ったところ、代金は1,100円でした。プリンを何こ買いましたか。1つの式に表し、答えを求めなさい」(BOOK4:P.47)これ、「(1100-200×4)÷150」を立式させる問
教材探しの旅
当塾では入塾からいきなりノートを使うことはあまりない。まずはプリントで慣らしてから、安定が見えてきた所でノートを使い始める。ノートを使いこなすことは生徒の取り組みにおいてある程度の「質」が必要で、そこに至らない間はプリントに直接書き込ませる方が生徒のモチベーションも保てるし、指導側にとっての管理
なぞり学習は意味があるか
「なぞり」を主体にした教材がある。まず思いつくのは書写で見本をなぞって練習するというもの。文字や漢字の練習であれば「なぞり」の効果もあるかもしれないが、数学や理科でも「なぞり」にページを割いている教材は少なくない。果たして「なぞり」学習に意味があるのか?という問題。私は「なぞっている」
2次方程式の解の存在範囲
高校数学Ⅰ「2次方程式の解の存在範囲」。リンク先に赤い囲みで「判別式の符号」「y切片」「軸の位置」と書いてあるが、この問題の鍵はこの3条件に尽きる。https://benesse.jp/teikitest/kou/math/math1/k00220.html(1)判別式の符号は「実数解条件」
ため息のメカニズム
「考える」ことに慣れておらず、思考に負荷が掛かってくると生徒は「ため息」を連発し始める。「ハァ」「ハァ」と生徒の吐息から聞こえてくることがあるが、それは公園や校庭をランニングして息が上がってくる(心臓や肺に負担が掛かる)のと同じだ。だから生徒が「ハァ」「ハァ」とため息ばかりついていたら、「この生