人生のマインドセット
橋本左内『啓発録』
橋本左内は天保5年(1834)、越前国(現在の福井市)で医師の家に生まれた。自らも西洋医学を学び福井藩の藩医となるが、学問への熱意が強く、江戸で遊学した際には西郷隆盛らと交流している。24歳になると、第16代藩主の松平春嶽に見出され、藩校・明道館(めいどうかん)の第2代校長に任ぜられた。やがて藩
修身教授録より~その1
昭和12年から14年にかけて、大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)における森信三先生の講義記録。---(抜粋ここから)◎真に自己を生かすゆえん(P.13)ここにこうして一年間を共に学ぶことになったことは、天の命として謹んでこれをお受けし、ひとり好悪を言わないのみか、これこそ真に自
片付けは日常から
クリーニング店に立ち寄った際、たまったハンガーを束にして返却した。すると、店員さんが「あらー有難うございますー」と驚きの声をあげた。何事か?と思って尋ねたら、「ハンガーについたタグを外してきて下さったから・・・」と言われた。「え?普通タグは外すものじゃないですかね?」と聞き返したら、「そんなことない
意識の高い、教養のある人と接する
今年は何かと塾生OBと会う機会が多くなり、その生徒の成長を喜んだり、必要に応じてアドバイスを送ったり、ということが色々とあった。順風満帆のように進んでいる生徒もいるし、そうではなくスランプに陥っている生徒もいた。で、うまくいっている生徒、そうでない生徒、彼らを通して、ひとつこういうことがあるのでは
道理を知る
計算から得られる学びは、まさに「道理を知る」ということなのだ。道理、つまり物事の順序、道筋といったことである。一足飛びに階段を5段目から9段目まで飛び越えてしまうことは出来ないし、世の中の何事にも手続き、順序といったものが必ず存在する。広島で大きな土砂災害があって、大勢の方々が犠牲になり、今現在で
計算が苦手な生徒の法則
計算が苦手な生徒には、「途中式を省略したがる」「暗算をしたがる」「習った方法ではなく、自己流で解きたがる」という3つの「たがる」症候群が見られる。計算というものは非常に地道な情報処理の仕事である。過程を踏んで、1番目をクリアしてから2番目、3番目と、順を追って作業を進めていくべきものだが、「途中式
水戸岡鋭治からのプレゼント
水戸岡さんといえば、JR九州の斬新な車両デザインをはじめとして、駅舎・建築・家具などを総合的に手掛ける工業デザイナー。近年ではクルーズトレイン「ななつ星」も話題になっている。「水戸岡鋭冶からのプレゼント~まちと人を幸福にするデザイン」という展覧会に足を運んだ。以前からテレビ番組などで水戸岡さんの姿を
豊かさとはなんだろう
とある店で食事をとっていたら、向かいのテーブルに祖父・祖母・孫の関係らしき3人が座っていた。祖父は海鮮焼きか何かを食べている。祖母はビールを飲んでいる。そして小学校高学年とおぼしき孫は小型ゲーム機でゲームをしている。驚いたことに、その孫はずっとゲームをしているのだ。少なくとも私の着席中はずっと。
自分で後始末をする
航空機が目的地に到着してから降りる際に気になってしまうのが、他の使用済み座席の汚れだったりする。ひざかけは折り畳まずグシャグシャ、座席前方のシートポケットには読まれた機内誌やゴミが一緒に突っ込まれていたり、飲みかけの飲料もそのまま放置してあったりする。これが、数にして少なくないのだ。5席のうち1席く
なぜ勉強をするのか
進学研究会の中3模試を解いていたら、国語にこんな文章が掲載されていた。山崎正和・著「文明としての教育」より◎じっさいわれわれが共通の知識、あるいは共通のものの見方を持っていなければ社会は成立しません。教育は国家単位の統治行為として進められなければならないわけです。◎また、社会の基本的な約